夕張中学校学校祭

・今日9月5日(金)と明日6日(土)の両日、夕張中学校の学校祭が行われています。

・毎年、ご案内を頂いており、可能な限りお邪魔させて頂いております。

・今日は開会行事、全校レクリェーション、有志発表とともに、8月に行われた『広島平和学習受け入れプログラム』に参加したお二人からの報告会も行われました。

・報告はパワーポイントを使用し、原爆やその被害の状況、また地元での交流の様子などが紹介されておりました。

・またお二人からは、『今まで先輩方から、広島派遣者の発表を聴いていたが、なかなか理解できていなかったと思う。実際に派遣に参加して、あらためて戦争の悲惨さ、多くの人の悲しみが理解できた。また決して忘れてはいけないことだと思った。』と、今回参加した感想が述べられていました。

以前は市の事業として行われていました

・夕張市では1994年から2006年まで、教育費予算により「中学生広島派遣事業」を行っておりました。この派遣は被爆地であるヒロシマにおいて、子どもたちが直接「戦争の恐怖」「核の悲惨さ」「平和の大切さ」を学ぶ機会をあたえ、かつ全市の子どもたちに還元することを目的として実施していました。

・しかし財政破綻により、2007年度以降この事業にかかる経費を計画に盛り込むことができず、2007 年度はこの派 遣事業が中止となりました。

・しかしこの派遣事業で交流を続けて下さっていた、語り部でもある故沼田鈴子さんほか、被爆者皆さんの派遣継続の強い希望があり、これを受けて一般財団法人広島 YWCAさんが募金活動を始めて頂き、2008 年度から「広島平和学習受け入れプログラム」として実施、現在は中学生2名、引率教員1名の受け入れをしてくださっております。

・2014年度で7年目となり、その支援総額(先方による経費負担)は300万円を超えているものと思われます。

参加生徒の感想から思うこと

・先に記載させて頂いた通り、参加した生徒の「感想」には「実際に参加して、より理解が深まった」との言葉があり、私としてはこの言葉を重く受け止めさせて頂いたところです。

・現在、一般財団法人広島YWCAさんが「募金」を募りながら、夕張市の中学生を受け入れる取り組みをして頂いております。そのご支援については感謝に堪えませんが、一方では財政再生団体としてこのような市の主体的な教育における取り組みさえ、財源に限りあることから叶わず、ご支援に頼らなければならないという現状には本当に心が痛みます。

・また、全生徒を派遣できないにせよ、今回のような生徒の報告と併せて、語り部の方を招へいすることなどについても、必要ではないかと感じるところです。

・すべては財政再生団体であるが故に、市が取り組む事業に限界がありますが、そのツケを未来ある子どもたちにまわしてはいけません。

・このように夕張市には「緊急性・重要性・市民の安心、安全」に直接関わるもの(計画変更のルール)以外にも、対応しなければならない課題があること、そのためには現在の財政再生計画や、再生振替特例債の償還方法などについては、このような点にも目を向けながら、国として考えて頂かなければならないと思っております。

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