2014年度地方財政セミナーで講演させて頂きました

自治労本部荒金副委員長の主催者あいさつ
自治労本部荒金副委員長の主催者あいさつ

・2月3日(月)~4日(火)の2日間、東京にて自治労主催の2014年度地方財政セミナーが開催され参加、また講演させて頂きました。

・毎年開催されているこのセミナーは本部開催のほか、各県本部ごとでも開催されますが、主に新たに迎える年度の地方財政計画や、現在国の政策動向などについて学び確認する場となっております。

・特に地方財政計画は、個々の自治体の歳入歳出の見込額を推計できるものであり、行財政運営の柱となるものです。国は自治体予算にどのような構成・配分をしようとしているのかは、夕張市はじめすべての自治体の新年度予算の構成とも大きく関わってくるものです。

・今回のセミナーもこの地方財政計画をはじめ2013年度の交付税算定結果の検証やアベノミクスと2014年度予算、法人税・地方税改正などについての講演が行われ、全国からは労組役員・自治体議員など約380名ほどが参加しました。

「夕張市財政再建の現状」についてお話しさせて頂きました

写真は砂川市議会飯澤明彦副議長が撮影してくださいました
写真は砂川市議会飯澤明彦副議長が撮影してくださいました

・私は2日目の最初に「夕張市財政再建の現状」講演させて頂きました。昨年の12月に講演依頼を頂いたものです。

・今回の内容は、財政再建団体の指定を受けてから、7年目となり、計画そのものは当時大きく報道もされましたが、一方で実際に計画遂行している夕張市の具体の予算編成・予算執行の特徴やルール、国・北海道及び夕張市の三者協議に向けた課題や近隣自治体との予算構成の違い、また行政執行体制など、未だ厳しい状況は変わらず、かつ実質赤字を振り替えた現在の「再生特例債」元利償還は、基準財政需要額に見積もられた行政サービスが行えていない(2つの法律の矛盾)ことなどについて、説明させて頂きました。

・多くの参加者の皆様が熱心にメモをとられ、講演後には質問を頂き、また会場を出てからも多くの皆様からご質問や激励を頂きました。

・特に「夕張問題」については、当時様々な報道のされかたにより、恐らく今なお様々な見方がされているものと思います。

・また、自治体財政の問題以外にも全国の自治体では今、多くの課題と向き合っており、夕張だけを特別視して頂けるものではありません。

・しかし、夕張市が今向き合っている問題は、単に赤字を解消する苦労に留まらず、本来国が制度として地方の行政水準を確保するべき制度を生かすことができない現状であり、このことに対しては、しっかり指摘をしていかなければなりません。

・昨年末から福岡県立大学や月刊自治研、そして今回の講演と、「夕張市の厳しい現状」を発信する機会を頂きましたことに感謝するところです。

・国が言う頑張るという意味合いを今の夕張は大きく超えており、本年は発信の度合いを強め、また財政再建計画移行後に発生している様々な問題点などについても具体的に発信していかなければならないと思っております。

 

・また今回の講演をフェイスブックでも紹介させて頂いたところ、早朝にも関わらず、夕張ご出身の大先輩が会場までお越しくださいました。心から深く感謝申し上げます。

アクセスカウンター