パネル討論『地域医療再生の処方箋を考える』に参加しました

・遡りますが、1月12日(土)に札幌市で開催された、NPO法人北海道地域政策調査会主催の、第2回市民講座 パネル討論『地域医療再生の処方箋を考える』に参加しました。

夕張市も2011年11月から夕張市医療保健対策協議会を開催し、夕張市に求められる医療・福祉・介護の連携や、市立診療所のあり方についての議論が佳境を迎えていることもあり、これまでの議論と照らす意味で参加しました。

・講座は2部構成で行われ、第1部は以下のとおり2名の方からお話がありました。

1)「医育大学における地域医療維持のための医師派遣の現状と今後の展望」~札幌医科大学学長 島本和明氏

2)「レセプト分析からみえる地域医療の実態と問題点」~北海道大学病院地域医療指導医支援センター長 藤森研司氏

3)「北海道病院協会の考える地域医療再生プラン」~北海道病院協会理事長 徳田禎久氏

・この中では地域医療崩壊の原因として、○医療従事者育成配備計画上の問題 ○集約化・連携に関する問題 ○医師の疲弊と都会思考など個別の問題が挙げられ、国の政策の誤りと言わざるを得ないという指摘がありました。

・また電子レセプトを活用(基本情報・医療内容・傷病名など)した地域医療の評価が重要とのお話もあったところです。

・第2部は第1部の3氏に加え、高橋正夫本別町長も参加し「行政からみた地域医療提供体制の問題点」と題してパネルディスカッションが行われました。

・高橋町長からは、○地域医療の体制確保はまちづくりにとって一番大切なこと ○拠点病院の有り様で地域が安定する ○しかし現状では基金の取り崩しなくして病院の維持は困難な状況 などのお話がありました。

・また、まとめでは少子高齢化・人口減少は医療機関にとっても大問題であり、「地域の人口が減少しない取り組み」「社会保障ビジネスの構築による雇用創出」も重要とのお話がありました。

・夕張市においても1年を超えて議論を重ねてきている内容と、違いはなく、最終的にはレセプト分析の中でお話があった、とかくありがちな感情的な議論を避け、現状分析をしっかり行うことから ○どの医療提供水準が適切か ○提供体制を作るか、患者移動を支援するか ○個別最適と全体最適(地域内、地域間)などの指標を夕張市としてどこに設定するかが重要であると感じたところです。

 

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